COLUMN

05.世の中のしくみ

こんなに減るの?北海道の人口

少子高齢化社会に伴い、今後
北海道の人口が減っていくことは、皆さんご存じのことと思います。

私もよ~く理解しているつもりだったのですが
状況を具体的にイメージできる

2018年3月31日付、日経新聞朝刊の記事(人口推計2015年比)を読んだ時には
さすがにびっくり仰天してしまいました!

道内人口2045年  138万人減 

138万人という人口減がどのような状況かというと・・・

現在の

川市、函館市、苫小牧市、帯広市、釧路市、小樽市、江別市の7市を足し合わせた
人口に匹敵する規模の人口が、道全体で消滅することになる状況
だと書いてあったのです!

こうして言われると、一気に現実味を帯びてきます。

27年後の北海道では
この7市を足し合わせた人口に匹敵する規模の人口が消滅しているような状況だなんて・・・
目が覚めるような気持ちがしました。

さらに、人口減少だけではなく、いつもセットでくるのが高齢化ですよね。。。
これについては、どのような推計が書かれていたかというと

 65歳以上が占める割合、43%

43%といったら、ほぼ半数近くです。
右を見ても左を見ても、高齢者ばかりになっている、ということでしょう。

2045年といったら、遠い先のように感じてしまいがちですが
現在40歳の方が、67歳になっている年です。

何もなければ、生きて迎えている時代だと考えるのが妥当ではないでしょうか。
皆さんは、その頃、何歳になっているでしょうか?

 

私達の世代って、とにかく、いろいろと大変だと思います。

けれども、実は

今の中学生・高校生・大学生~が40代となっている時の方が
私達の世代よりも、もっともっと過酷で厳しい状況に追い込まれてしまう‼ということが分かっています。

なにせ

人口ボリュームの大きい「団塊ジュニア世代」が皆、高齢者となった日本を
社会の支え手である中心世代となって、向き合っていかなければならない世代なのですから。

今、できることを前向きに 

私達の世代は
「親世代のように年金がもらえない」だとか、「受けられる社会保障が少なくなっていく」だとか
不平不満を言って何もしないことは卒業し

次世代の子供達に背負わせてしまうことになる荷物を少しでも減らしていけるように
各々の将来設計、家計にしっかりと向き合い

お金の知識と判断力を身につけて老後へ向けて自助努力をしていくことが求められています。

何もしなければ、不安はやがて現実のものとなってしまいますが
2045年まで、あと27年。

家計のために知っておくべきこと、今できることは、いろいろとあるんですよ。

 

私が、ファイナンシャル・プランナーとしてお役に立てることは
女性の不安や悩みに寄り添って

家計まるごと「どうしたらいいかわからない」

を解決することです。

自分がどうしたらいいのか分かると、道が開けてきます。

 

お金のことに関して
人の心が陥りやすいカラクリはこちらで書いていますので、読まれて見て下さいね。

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