教育費がどうしても足りない、その時は?

高校3年生のお子さんのママ達は

教育費の負担がズシリ!

と、のしかかる時期がやってきましたね。

可愛くて、 抱っこしているだけで胸がいっぱいになった、赤ちゃんの頃。
カタコト言葉に、やることなすこと楽しくて愛おしくて仕方なかった、小さい頃。

懐かしいですね。

やがて、子どもは大きくなり、自ら進みたい道 を見つけ
親として、してあげられることは
陰ながら応援し、見守ることだけになっていきます。

子どもが、心から願う進路であれば、教育費を出してあげたい!と思うもの。

けれど・・・。

「可能な範囲で 」というのは、大切なことです。

学費は、目の前1回の支払いだけではなく

今後、いつ? いくらの支払いが必要なのか?

という全体像を考えて、卒業まで支払っていけることが、とても大切だからです。

 

文部科学省のデータによると

中途退学の最大の要因は、「経済的理由」となっており、
平成19年度調査の14%から、平成24年度調査では20.4%に上昇しています。

 

 

(出典:文部科学省 学生の中途退学や休学等の状況について 平成26年9月25日発表)

 

 


例えば、一般的な「4年生大学・私立文系」のケースでは

 高校3年生、受験合格後  早ければ秋
入学金と前期の授業料等 100万前後

入学半年後、大学1年生の秋
後期の授業料等 50万以上~

その半年後、大学2年生の春
前期の授業料等50万以上~

その半年後、大学2年生の秋
後期の授業料等50万以上~

納めたと思ったら、またすぐ半年後に大きな支払いが待ち構えるという…
この待ったなし!の支払いが、8回 続いていくことになります。



これ
までの家計収支とは、突然に様変わりしますね。

この記事を書くにあたって、
いろいろな大学の 最新の学費 を直接、学校のHPで調べてみたのですが
本~当にクラクラしました。

けれど

一般的な教育費データうんぬん…と
自分の家庭で出してあげられる教育費というのは…、また別の話です。

学費は、予定していた額より、少なく済む可能性もありますし、
予定を超えて、桁違いになる可能性もありますが

「我が家の場合は」、というしっかりとした軸をもって
親子で話し合うことが大切

ですね。

では、頑張って貯めてはきたけれど

もしも、準備していた教育資金では、足りなかったら・・・?
その時は、どうしたらいいでしょうか。


~まず初めに考える制度は~

国の奨学金制度(日本学生支援機構)です

通っている高校を通じて、高校3年生の春ころから案内(予約採用)が始まります。
受取りは、大学等に入学してから、月額での振込です。

注意点としては
入学前の 「まとまった学費の支払い」 には間に合わないということですね。

 

~まとまった支払い額に足りない時に利用を検討するのは~

国の教育ローン(日本政策金融公庫)です

 条件はありますが、民間の教育ローンよりも金利が低く設定されています。
(平成30年7月現在の金利情報では、年率1.76%)

日本政策金融公庫の HP上で、申込の手続きまで行うことが出来ます。


それから

「大学独自の奨学金制度」

「都道府県・市区町村その他、奨学金事業団体等 が行う奨学金制度」

 

を調べることも大切です。
(内容は多様化し、年々、増加傾向にありますよ)

~経済的理由により授業料の納付が困難である学生に対しては~

「国立大学の授業料減免制度」
「私立大学等の授業料減免制度」

 

~厚生労働省の貸付支援制度としては~

「生活福祉資金貸付制度」
「母子福祉貸付金」

 

平成29年には

国の奨学金制度(日本学生支援機構)に、はじめて
卒業後に返還する必要ない「給付型奨学金」が誕生しました。

(住民税非課税世帯など・社会的養護を必要とする学生が対象の制度です)


これは教育関連に限らず
世の中の制度全般に言えることですが

自分から申請しないと受けられないものがほとんどですので
早めの情報収集がとても大切になってきます。

お子さん自身にも使える教育費の制度や、実際の進学費用を調べてもらい
親子でお金のことをオープンに話合っていくことに
ぜひ取り組んでいただきたいと思います。

現実に即したお金の話し合いは、必ず、子供の大切な学びの機会になりますよ。

私は、以前何かで読んだことのある

子どもには教育費が、かかるかかるというけれど
負債ではないのですよ。宝なのですよ。 

という、言葉が、心に残っています。


こどもは、社会の宝というのは本当のことです。

 

しかし、教育費の捻出に無理をしすぎて
親が、自分自身の老後資金を用意できずに「老後破綻」してしまったり

「子供から生活費を仕送り」
してもらわなければ暮らしていけない状況になってしまったら
どうでしょうか?

 

「家計の現実を知る」「足るを知る」ところから
なりたい未来は切り開いていけるようになるものです。

ファイナンシャル・プランナーとしては

家族みんなが、安心して暮らせるプランの実現、
夢を叶える お手伝いをしていきたいと思っています。

 


詳しい制度については、こちらをどうぞ

日本学生支援機構の HP
https://www.jasso.go.jp/index.html

日本政策金融公庫(国の教育ローン)の HP
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/ippan.html