COLUMN

14.私のこと

ひとり親になって

一人で仕事と、家事と、子育てを、全てこなす毎日が
こんなにも大変なことだったとは、経験するまで分からず。

「そんなに頑張らなくていよ。」「ゆっくり休んでね。」
人は言うけれど

「じゃあ、一体、誰がうちの電気代を払うの?」
「誰が子供たちの学費を払うの?」
「働かなかったら、誰が?」

と、普通に疑問がわきます。

家族を養う人は、この世で私しかいないのに。


321FP事務所を開業してからというもの

ゆっくり落ち着いて、子供達からの話を聞いたり
一緒にのんびりとテレビを見たりする時間が

気づいたら、どんどんなくなっていき・・・

母親のとしての自分と、

一家の大黒柱として
ひとりで家族を養わけなければならない重圧で、

ハムスターの回し車の中を

休むことなく

朝から晩まで、常に全力で走り続けているような、
疲労困憊の日々を送っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、

あることで
ガツン!!と頭を殴られる衝撃を受け、

最近の私は、子供達と一緒にゆったりクッキーを焼いたり、
夜ご飯の後、暗くして、借りてきたDVDをワハハと一緒に見たり
しながら過ごしています。

子供達が願い求めていたものは

家庭の中に、ゆとりと、笑顔と、安らぎがある

「ふつうのなにげない、当たり前の家族団らん」

なのですね。

 

 

 

 

 

 

 

(夫亡き後に、哀しみに暮れる私と子供達を助けてくれた
ゴールデンハムスターのTwinkle トゥインクルちゃんです。
いつも手に乗ってきては、愛くるしい姿を見せてくれ、家族3人夢中になりました)


 

思いっきり、決意をしたら

状況は変わらないのに、肩の力を抜くことができました。

変えてくれたのは、やっぱり大切な ~子供達~