がん情報サービス

2018年8月18日(土)NPO法人北海道未来ネット「道民カレッジ連携講座」にて

知って安心!がんへの備え方

の講師を務めました。

 

 

 

 

 

日本では、「一生のうち2人に1人ががんになる」と言われています。
その根拠となっている、最新がん統計データをもとに
がんは、誰もがかかる可能性のある病気であることをお伝えしました。

 

2016年、がん死亡数が多かった部位、トップ3は

【男性】 1位:肺がん   2位:胃がん  3位:大腸がん
【女性】 1位:大腸がん  2位:肺がん  3位:すい臓がん

4位以降は、肝臓がん、乳がん、前立腺がん…と続きます。

 

8位まで紹介したところで、がんには‟5大がん”などのがん以外にも
さまざまな種類があることをお話しました。

例えば、人口10万人あたりの年間の発祥率が6例未満~のがんは
希少がんと言われていますが、その数だけでも100種類以上あります。

個々の希少がんは、がん全体の1%にも満たない、まれながんですが
すべての希少がんを合計すると、がん全体の15~22%になるので
希少がんの問題は、けっして‟まれ”なものではないのです。

 

ひとくくりにがんと言っても、病状は様々ですが
がん全体において、2006年から2008年にがんと診断された人の

がんの5年相対生存率は、男性59.1% 女性66%にのぼります。

早期のがんであれば完全な治癒が期待できるケースもたくさんでてきていますし
がんの治療は、日進月歩でよくなっているのです。

 (データの出典:国立がん研究センター がん情報サービス)

がんのことなら、がん情報サービス

 

がんについて調べようと思ったら、まず初めに見て欲しいWEBサイトです。

https://ganjoho.jp/public/index.html

国立がん研究センターが運営しているサイトであり
がんについて信頼できる、最新の正しい情報が、わかりやすくまとめられています。

「がん情報サービス」は、国民が正しい情報に基づいて、適切な意思決定をできるように
がんに関する情報を提供することを目的として公開されているんですよ。

 

クリックひとつで誰もが簡単に情報をアップできる現代社会において、
ネット上には、がんにまつわる様々な情報が溢れていますが

「がん情報サービス」の情報は
科学的根拠に基づいたものを提供することを旨とし
複数の専門家と患者・市民による査読、多くの審議を経てから公開されています。

医療従事者向けにも情報を提供しているサイトです。

 

がん情報探しの10か条

「がん情報サービス」の資料室のページに入ると
がん情報をさがすときに、心がける10個のポイントが公開されています。

https://ganjoho.jp/public/qa_links/card/10.html

(がん情報探しの10か条 名刺サイズカード )

10年前の2008年にまとめられたものですが、
なんと真理をついた奥の深い言葉だろう!と、今でも読み返す度にしみじみ思います。

正しい情報を集めることの大切さは
がん情報探しの10カ条の① 番目に、力強くはっきりと書かれています。

 

① 情報は‟力”。あなたの療養を左右することがあります。活用しましょう。

いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります。

(出典:がん情報さがしの10カ条 国立がんセンターがん対策情報センター)

 

~いのち、生活の質、費用などに違いが生じることもあります~

これは、本当のことです。

自分にとって、より望ましい、いのち、生活の質、費用においての選択肢があったとしても…
知らないことには、比較することも、検討することも、選ぶこともできません。

…そう思いませんか?

後になって、「こうすればよかった、ああすればよかった。」と
後悔をしない選択を積み重ねていくためには、
前提条件として、判断材料となる正しい情報が必要です!

がんになったら、医療のこと、生活のこと、お金のこと。

たとえ大きく動揺した中でも
たとえ慌ただしく時間がとれない中でも
これら全てについて向き合い、決めていかなければなりません。

2人に1人ががんになる時代。

あなた自身でなくても、あなたのまわりの大切な人が
がんと関わることがあるかもしれません。

ですから私は、多くの方に、がんが自分ごととなるずっと前から
がんに関する情報に、数多く触れて欲しいと思っています。

がん情報サービスには、体験談も掲載されています。
どちらも、分かち合って下さったことに私が心から感謝をしている記事です。

みなさんにも伝わるものがきっとあると思い、ご紹介させて頂きます。

がんと共に働く~本人編 「悩んでいるのは自分だけじゃない」杉浦克明(ピーコ)氏
https://ganjoho.jp/pub/support/work/vol2/

がんと共に働く~家族編 「がんは‟生きる”と向き合うプロジェクトです」砂田麻美氏
https://ganjoho.jp/pub/support/work/vol3/