COLUMN

06.家計

「消費・浪費・投資」~ 本格的なライフプランを作成することは、人生における特別な体験です

「何にお金を使うのか」は、「どのように生きるのか」に直結しています

お金の使い方には、よく言われるように「消費」「浪費」「投資」の3種類がありますよね。

◆「消費」 支払ったお金 受け取る価値 (支払ったお金と、受け取る価値が同じもの)

◆「浪費」 支払ったお金 > 受け取る価値 (支払ったお金よりも、受け取る価値が低いもの)

◆「投資」 支払ったお金 < 受け取る価値 (支払ったお金よりも、受け取る価値が高いもの)

 

例えば、毎日の食費は「消費」と考えることができますね。

しかし、買ったことを忘れ、ただ腐らせて捨ててしまったのなら、それは単なる「浪費」です。

では、家族のお祝いのために、買ってきた食材でご馳走をつくり、楽しいひと時を過ごせたのならどうでしょうか?
特別な喜びと、すてきな想い出が増え、家族のきずなが深まり…

私は、こちらはもう! 立派な「投資」だと感じます。

投資というと、資産運用などを思い浮かべてしまうかもしれませんが、ここでいう投資とは、もっと広い意味での投資です。

 

投資とは、「未来の自分に還ってくる何か」

つかの間の快楽で終わるのではなく、未来の自分が、豊かに、にっこり幸せになれるために使うお金です。

このように言うと、「これも大事、あれも必要。無駄遣いしていないのにお金が貯まらない。」という声が聞こえてきそうですが、人というのは、目の前の出来事、

そして、欲と不安という感情に弱く、翻弄されがちです。

一歩外を歩けば、プロのセールス、魅力的なCM、キャッチフレーズ、支出の痛みを忘れさせるクレジットカードに囲まれていますから

「自分にとって、本当に価値ある支出は何なのか?」
は、常日頃から感性を研ぎ澄ませていないと分からなくなってしまいますね。

 

「あなたはこの世の生涯を終える時、どんな人生だったら幸せでしょうか? 」

私が、ライフプラン作成時の詳細ヒアリングや実行援助で、クライアント様に問いかけている質問です。

経済的に自立した人生をファイナンシャル・プランニングのプロとしてサポートさせて頂くことはもちろん、
クライアント様の長期的な幸福の実現に向かって最善を追求し、一緒に頑張りたいので、このような対話を重視しています。

投資と言えば
FPと一緒に本格的なライフプランを作成することは、実は、この上ないとっておきの投資なんですよ。

作ったことだけに満足し、見て飾っているだけでは、その効果を活かすには至りませんが

作成したライフプランをもとに、「計画→実行→検証→改善」という上昇気流に向けたPDCAを回しながら活用すれば、
未来の自分に還る、その価値の大きさは計り知れません。

 

「山高ければ谷深し」

という言葉がありますが、登ってきた山も、滑り落ちるときはあっという間。
物事は、変化します。

強い家計を育てることは、未来の自分を豊かにし、自由を与えてくれます。

 

◆ 自分にとって、価値のあることに集中してお金を使うために
◆ 自分にとって、価値のないことにはお金を使わない

 

この感覚が育ってくると、

見栄や他人が用意した価値観に惑わされることなく
自分の厳選したお気に入りの支出に囲まれ、穏やかな良い気持ちが湧き上がってきますよ。

 

クライアント様の声はこちら

https://321fp.com/voice/