COLUMN

02.お知らせ

理想未来を実現へ! 【321FP事務所のポリシー】

世の中には、いろいろなファイナンシャルプランナーがいます。
講師業・執筆業・金融商品販売業・個人向け・法人向け・・・どの分野のFPとして活動していくかは、そのFPのスタンスによって全く異なります。

人の数ほど様々なニーズあるので、いろいろなFPがいることは良いことです。

ただ、お客様の求めていることと、そのFPが提供していることが違えば双方にとって不幸なので、私のFPとしてのポリシーを明確にしておきたいと思いました。

ご自身に合うFP探しの参考にしてくださいね。

 

あなたの本質的な「喜び&成長」を大切にします !
「成果」を受け取っていただく事に、トコトンこだわります !!

私の場合は、個人向け相談業に特化したFPです。

といっても、FP業界で多い、メディアなどに華やかに登場し、次々にたくさんの単発相談をお受けするタイプのFPではありません。

私は、縁あって出会えた方と、落ち着いてじっくりと継続的なお付き合いすることが向いているからです。また、物事を深く処理することに長けているので、目の前のクライアントさまが気づいていない、その方の宝石へと変わる原石までを自然に感じ取りながらサポートすることが得意です。

物事の本質が気になるので、「いい話聞いてよかった」だけで何も変わらないで終わったり、きちんとした価値をお届けできないことは苦手です。

「お客様は何もわかっていないから。」「目の前の事しか見えていないから。」そして、「手っ取り早く、安心や満足を得たがっているのだから。」という理由で、目先の欲求だけに応えようとする、FP資格者も中にはいるようです。

お客様のニーズが、たとえ短絡的な思考から出たものであっても、心地よく合致させて相談にのれることから、その時はお客様に喜ばれ、感謝されるようです。

しかし、私はというと、そういう刹那的な業務の在り方には違和感を感じ、お客様のためにならないことで報酬を得たくはありません。

お客様というのは、知識の少なさから「見当違いの検討」をされていることがよくあるからです。本当に自分が求めていることに、自分でも気がついていないということが多々あることを、私はこれまでの業務経験を通して何度もみてきました。

 

分かりにくいので、たとえ話を使ってご説明させてださいね。

あなたは子供のころ、歯を磨くのが好きでしたか?

ここに歯を磨くのが大嫌いな子供と、そのお母さんがいたとします。毎晩、子供は「歯を磨きたくない!」と駄々をこねていました。①と②の親子関係に注目してください。

 

①ママ「歯磨きってめんどうだよね。ママその気持ち分かるよ。だから歯磨きしなくても大丈夫。はいお菓子。」
子供「わーい! ママやさしい、大好き!!」

歯磨きから解放され、子供は心の中で「なんて幸せなんだろう♪」とお菓子を食べながら思っていました。

しかし、大人になって歯はボロボロ。後悔したのは大人になってからでした。子供の頃はこんな結末になるなんて知らなかったのです。

歯の事で苦しむ未来は子供の頃から望んでいなかったのですが、その時は本当の意味で分かっていませんでした。

 

②ママ「歯を磨かないと虫歯になるのよ。めんどくさくても、きちんと磨こうね。」
子供「やだー! ママなんてきらい!!あっちいって。」

歯磨きは苦痛でしたが、子供はママに寄り添ってもらいながら、歯を磨く大切さを自分で理解し、いつしか磨くのが当たり前になっていきました。

そして、大人になって歯はピカピカ。「これこそ自分の望んでいたことだ!」としみじみ感じたのは大人になってからです。今では、自分の歯をとても誇りに思っています。

 

さて、あなたは、①と②、どちらの親子関係になりたいでしょうか?

この例えは、「①いっとき喜ばれるFPと顧客の関係」と 「②年月の経過とともに一層喜ばれるFPとクライアントさまの関係」の象徴として書きました。

 

私が、FPとしてお役に立ちたい姿は、最初は分かってもらえない傾向もありながら、クライアントさまが気づいた時には、サービス開始前よりも、はるかに経済的にも精神的にも豊かな実りを得られていた、という後者の関係なのです。

「大切なものは目に見えない」

この言葉は、フランスの作家・サン=テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる一節です。「心で見るんだよ。大切なものは目に見えないんだ。」というメッセージは、世界中の人々に読み継がれています。

「本当に自分のことを考えてくれているのかどうか?」想いや情の深さといったことは、目には見えません。けれど私たちのまわりに、確かに存在しているものです。

「FPって、謎の職業で、何をしてくれるのかイマイチよく分からないんだよなぁ。」という言葉に、私は「その通り」と頷いたことがあるのですが、

それは、私も自分の仕事内容を伝えることに難しさを感じているからです。自分のサービスの価値の大きさは認識していますが、言葉にのせて上手く伝えられなくていつも苦労しています。

「大切なものは、目に見えない」
もしかしたら、そういう事柄を多く含んでいるからなのかもしれませんね。

 

お金に真剣に向き合うことで始まる、クライアントさまの本質的な「喜び&成長」というのは、ご本人の頑張りによって生まれていくものなのですが、

その「成果」をしっかりと受け取って頂くための、種まき・肥料・風よけ・水やり・日光、といった働きに、私は大きなやりがいを感じています。

ファイナンシャルプランニングの専門家として、クライアントさまと二人三脚で「理想未来実現」に向かって取り組める事柄は、長い人生のステージの中にとてもたくさんあるからです。

一緒に進む道のりの中で、クライアントさまから、私の方が教えていただく事、学ばせていただく事も数え切れない程あります。とても大変だけれど、楽しい仕事です。

 

今回は、当事務所のポリシーをお伝えしました。あなたに合ったFP探しのお役に立ちましたら幸いです。

 

これからも、321FP事務所は「オンリーワン」を提供し続けます